いい大人が歯医者さんで泣いてしまった話。
こんばんは。keiko*です。
今日は、おととい歯医者さんでいい大人の女が泣いてしまったという話です。
歯医者に行ってきました。
行った理由…月曜日に朝起きたら歯が欠けてたから!
もうびっくり!!
いやー、朝起きたら口の中に違和感があって
おかしーなー?って思って鏡でチェックしたら、
下の前歯が欠けてるー!!
でも、月曜日は祝日で歯医者さんは当然やってないから
火曜日に電話して診てもらいたいってお願い。
でも、予約でいっぱいやから、水曜日にきてって言われたので
さっそく行ってきたのです。
原因は、歯ぎしりでした。
結論から言うと、歯ぎしりが原因で歯が欠けたのだろうということでした。
でも、わたしは歯ぎしりしてるなんて誰からも指摘されたことがない。
だから、当然自分は歯ぎしりなんてするはずがないって思ってた。
けど、先生曰く、音の出る歯ぎしりは気づきやすいけど、
ただ食いしばるだけだと音がならなくて、自分も周りも気づかないんだとか。
現に、前歯のかけた部分は、よっぽど特別なことがない限り欠けるはずないし、
かみ合わせから考えても、歯ぎしりが原因で間違いないということでした。
欠けてしまった部分を補修して、マウスピース着用
治療方針としては、まずかけた部分は簡単に修復できるので修復して、
マウスピースによって、歯ぎしりによるダメージを減らそうということに。
先生も、そんなに大したこともないし、
保険も聞くから心配ないよと言われて一安心。
だけど、マウスピースをしたからと言って歯ぎしり自体は治るわけじゃない。
「歯ぎしりをやめるには、どうしたらいいの?」
一生マウスピース着用なんていややー!そんな思いで質問してみた。
歯ぎしりは一生治らない!?
歯ぎしりの原因は、まだ研究段階らしい。
遺伝するということも何となくわかっているけど、詳細不明。
歯ぎしりをする人は、例え全部の歯がなくなっても歯ぎしりすることもあるらしい。
ただ、言えることは、ストレスによって酷くなったり、ましになったりするのは確かだそう。
先生の言葉に、謎の涙が…
「二人も子どもがいるkeiko*さんには、ストレスがあって当然。
ストレスを減らすことすら、難しいと思うよ。
お母さんは、大変だからね。」
「お母さんは、大変だからね」という言葉を聞いた瞬間に
気づいたら、目の奥がじわーって熱くなって
涙が溢れてしまいました。
別に、歯が欠けても、治療で簡単に直せることも
歯ぎしりが原因であることも、事前に調べてたし、何となく分かってた。
だから、歯のことに不安があったわけでもなんでもない。
それに、原因がストレスだと言われた時点では、
そんなにストレスなんて感じてないけどなー?程度で聞いてた。
けど、先生に言われて気づいた。
先週は、あーちゃんのマイコプラズマで高熱で苦しむ姿を見て、
心配で夜もあんまり寝られず、あーちゃんが咳き込むたびに起きて、水を飲ませて…
日中は、二人きりで思うように家事も仕事もすすまない。
たっくんの運動会も迫ってきて、早く良くなるようにと願い、
かと思えば、運動会当日、たっくんがいきなり熱を出し、結局運動会に出られなかった。
たっくんの熱はたいしたことなかったけど、たっくんは熱を出すと必ず吐くから目が離せない。
結局たっくんは、次の日にはケロッとして治ってた。
だけど、わたしは、幼稚園最後の運動会を見れなかったことがショックでたまらなかった。
思い返せば、いろんなことがあった。
どれもこれも、母親として当たり前のことしかしていない。
たまたま、タイミングは悪かったかもしれないけど、
ママにとっては、よくあること。
それに、あまりにいろんなことが重なると
逆にランナーズハイな状態というか、フィーバーしてる感じになってるから
「つらい」とか「しんどい」なんて感じない。
けど、本当は「大変」だったんだと。
そして、気を張ってた心に
先生の「お母さんは、大変だからね」
という言葉が突き刺さったみたいだった。
本来なら当たり前のことを言われただけ。
でも、当たり前だからこそ、誰も言わないことを、何気ない会話の中で、他人に言われたからこそ出た涙だった。
母親になると強くなるわけじゃない
母親になると、確かに「この子のために!」って
何でも頑張れるようになる。
だって命をかけて生んだ可愛い我が子を守らなきゃという本能が働くんやから。
けど、スーパーマンになったわけじゃない。
しょせん人間。
普段は、母親という鎧で戦っているけど
中身にもダメージは伝わっているのだ。
本人は気づいていないかもしれないけど。
わたしの場合も、相当溜まってたようで
家に帰ってからもしばらく涙が止まらなかった。
久しぶりに泣いた。
まだマウスピースも出来上がってないけど
泣いた日から歯ぎしりがましになったようで
朝起きた時のあごの違和感がなくなりました。
きっと涙と一緒に、身体にたまってたものが
全部出ていったのかなと思う。
さいごに
長文を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
育児は楽しいこともうれしいこともたくさんあります。
でも、ストレスになることだってもちろんある。
それに気づけていたらいいけど、
知らぬうちに、身体に影響が出ることもあります。
ママとして頑張っているそこのあなた。
「母親だから当たり前」で乗り越えられないことも
かえってストレスになることもあるんです。
だから自分の身体をいたわってあげることも大切ですよ。
だって、「母親は大変なんだから」。