夏休みの作文・絵日記に!小学生らしい作文の書き方
こんにちは、keiko*です。
小学生の夏休みの宿題によくある「作文」に、パパ&ママが悩まされていませんか?
‐絵日記
‐読書感想文
‐夏休み中の体験などテーマのある作文 など
書く内容はさまざまですが、必ず1つはあるのではないでしょうか。
子供任せで書いてくれるならいいのですが、「何か書けばいい?」「どうやって書くの?」なんて質問されて、手伝いをしなければならないママも多いと思います。
でも、親が手伝ってしまうと、なんだか子供らしくない作文、親に書かされた文章になってしまいますよね。
それに、親が何でも手取り足取り作文を書かせてしまうと、子供のためにもなりません。
また、違う作文を書くときに、「何か書けばいい?」「どうやって書くの?」という疑問が解決していないからです。
せっかく宿題でやるのなら、作文を書く能力も身に着けてもらいたい!
そんなパパ&ママに、1年生でも簡単に子供らしさあふれる作文の書き方を紹介します。
コツをおさえておけば、どんな作文にも応用できますよ♪
小学生らしい作文の書き方⇒五感をフル活用すること!
子供らしい文章を書くのに大切なのは、「五感」を大切にすることです。
五感とは、
- 視覚
- 聴覚
- 触覚
- 臭覚
- 味覚
この5つの感覚のことを言います。
目で見たこと、聞いたこと(聴こえたこと)、感触、匂い、味を作文に盛り込んでいくと、小学生らしい作文に仕上がります。
これだけだと分かりにくいので、実際にうちの息子(小学1年生)の宿題を例にして、具体的に説明していきますね。
1年生の夏休みの宿題:絵日記を書こう!
ここでは、息子が実際に書いた絵日記をもとに、具体的な書き方について説明していきます。
ステップ1:まずは何を書くのかを決めさせる
絵日記の場合だと、どの日の絵日記を書くか決めないことにはすすめません。
いつのことを絵日記にするのかを、子ども自身に決めてもらいます。
ここは、親の口出しは不要です。ただ、どうしても書くことが決まらないのなら、夏休みの間に行ったところ、やったこと、発見したことを子供に思い出させるように声をかけてみてください。
カレンダーを見ながら、「○○日に~に行って楽しかったよね」みたいな感じで。そうすると、子供なりに考えて、テーマが決まるはずです。
ステップ2:とりあえず子どもが思うがままに書いてもらう
ここも、基本は子供に任せます。
ちなみに、うちの息子が一人で書いたらたった2文でした。
ぼくは、はなびたいかいにいきました。
たのしかったです。
親としては「おいおい…」ってなるところですが、気にしません。
低学年のうちは語彙力もないし、文章を書くスキルも皆無です。
ステップ3:ここから本番!五感で感じたことを聞き出す!
さてさて、超短文だった初期の文章に、手を加えるのですが、絶対に「こう書きなさい!」とか命令しないであげてくださいね。
ここでは、子供が感じたことを聞き出し、メモしてあげてください。
視覚→「どんなものが見えた?」
聴覚→「どんな音が聞こえた?」
触覚→「どんな感触だった?」
臭覚→「どんな匂いがした?」
味覚→「どんな味がした?」
もちろん書く内容によって、感じることのできないこともあるので、無理に全部埋める必要はありません。
それと、上の質問だけでは、低学年の子は悩んでしまうことがあると思います。語彙力がないので、感じたことをうまく表現できないだけです。
だからそんな時は、ちょっとだけヒントをあげてください。
「何色だった?」「どんな大きさだった?」「良い匂いだった?」「冷たい?暑い?」のように、ちょっとヒントをあげれば、子供も答えやすくなります。
ではでは、うちの息子くんに五感にまつわる部分を聞き出すと、いろいろな答えが出てきました。
・花火がドーンってなってびっくりした。ちょっとこわかった。
・なんか変なにおいがした。くさかった。
・花火が大きいのも小さいのもあって、きれいだった。
・いろんな色の花火があった。
・花火の前に食べたヤキソバ、おいしかった。 などなど
いろいろ話をしていくうちに、彼はヤキソバを食べたことを思い出しました。なので、これも盛り込むことにしました。
ステップ4:あとは書くだけ!
ここまで来たら、あとは簡単。書くだけです。
ただし、感じたことがたくさんある時は、本当に伝えたいことは何かを子供に考えさせて、取捨選択します。
「先生に一番教えてあげたいことは何?」と聞くとスムーズに選べます。
では、息子が書いた絵日記がどうなったかというと…
ぼくは、はなびたいかいにいきました。
はなびのまえに、おねえちゃんとやきそばをかってたべました。
おいしかったです。
くらくなったら、はなびがはじまりました。
どおん(ドーン)とおおきなおとがして、びっくりしました。
いろんないろのはなびが、たくさんあがりました。
おおきいはなびが、とてもきれいでした。
またらいねんもいきたいです。
いかがでしょうか?
始めに書かせた2文とは打って変わって、五感で感じたこと、状況がわかりやすくなりました。
もちろん文法的なこととか、語尾が全部「~しました。」で終わってたりと、まだまだ改善しようと思えばいくらでもできます。
でも、わたしはこれ以上直しませんでした。
だって、1年生の時期だからこその文章だからです。
まとめ
小学生の夏休みの宿題の作文や絵日記。親にとっても大変な宿題です。
ついつい一から十まで手伝ってしまいたくなることもあるでしょう。
でも、わたしはその子らしい文章を書くことが一番大切だと思っています。
「何をどう感じたのか」ということが、ちゃんと書いてあれば、オリジナリティあふれる文章になります。
低学年のうちは下手でもいいんです。気持ちがちゃんと入っていれば。
文章の良し悪しよりも、その子が五感で感じたことを、そのままストレートに文章にできるようサポートしてあげてください。
それが小学生のうちにしかできない「作文の書き方」につながるのです。
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